侍タイムスリッパーが10月11日から全国上映が決まりましたね!
この映画は自主製作映画で、第二のカメ止めといわれていて、映画ファンたちは期待大の作品だと思います。
通常版だけではなく、デラックス版もあるんですよ。
通常版を見た人はデラックス版も見たくなりますよね。
しかし通常版は全国で放映されるのですが、デラックス版はチネチッタという劇場でしか見れないと噂になっています。
デラックス版も見たいけど、チネチッタはなかなか行けないし・・・
デラックス版とどんな違いがあるの?と気になる方も多いかと思います。
そこでデラックス版の違いや、デラックス版はチネチッタでしかみれないのか、その理由はなにかも調査してみました。
- 侍タイムスリッパーデラックス版の違いは?
- 侍タイムスリッパーデラックス版の上映館はチネチッタのみか
について調べてまとめたので気になる方は読み進めていってくださいね。
侍タイムスリッパーデラックス版の違いは?

侍タイムスリッパーデラックス版の違いをまとめると
- 通常版でカットされている場面が入っている
- 上映時間が通常版より5分長い
この2点の違いがあります。
通常版でカットされている部分の追加映像が入るので、それにともない上映時間も長くなっているということですね。
具体的に、どんな場面が追加されているのか紹介していきます。
侍タイムスリッパーデラックス版の違い①
高坂がゾンビ四谷怪談に驚いて頭を打って気絶した後、病院で目覚めたときになぜか助監督の裕子がそばにいる場面。
デラックス版では、高坂が頭を打って気絶するのを優子が見ている場面が追加されているので、ストーリーが繋がっており、なぜ優子がそばにいたのかわかります。
この場面が追加されたことによりなぜ、優子がそばにいたのか分かるようになっているので、物語が分かりやすくなっていました。
侍タイムスリッパーデラックス版の違い②
高坂と優子が帰宅する場面で優子が時代劇を好きになった理由を言うとこ。
デラックス版では、帰宅のときの回想に特別映像が追加されています。
これが追加されたことによって、より物語に入りやすくなっていましたし、映画に愛着が持てるようになりました。
時代劇への愛や夢とコメディ感もわかるようになっています。
そして沙倉さんのいろんな演技を見れるのが面白く、それが魅力となっていました。
その追加場面は下記に続いて紹介していきます。
追加箇所1
デラックス版では、魔界転生のシーンで高坂がCGを使った撮影で戸惑っているシーンが追加されていました。
CGで撮影していくので、実際には役者がおらず、演技に想像力が必要なこと、いつもとやり方が違うと感想をもらしておられます。
作品を作っている過程も映像として入っているので、どんな風に映画をつくっているのかわかるし、映画に対して親近感がわきますね。
追加箇所2
優子の時代劇に対する夢が3つに分けて語られます。
最初の一つはヨーロッパを舞台に女性剣士対フェンシング剣士の対決シーン。
ここで沙倉さん(女性剣士)の殺陣が見れますよ。
彼女はダンス以外に殺陣を習ったことがあるとYouTubeで言われており、それをみることができます。
二つ目は、西部劇を舞台に女性剣士対ガンマンの対決。
どこ映画を題材にされているかわかりませんが、なにかを題材にされているのだと思います。
ガンマンと侍のコラボはみたこのがないので面白いですよね。
三つ目は小津安二郎風で時代劇をやるなら、という感じのシーン。
女性剣士が男性を斬ると言うのですが、なぜか2人でお茶を飲み一息ついています。
「小津風は(時代劇には)合わないですね。」と言って終わる。
ほのぼのコメディって感じですね。
侍タイムスリッパーデラックス版の上映館はチネチッタのみかも調査!

通常版は全国の映画館で放映されていますが、デラックス版は本当にチネチッタのみでしか見れないのか調べてみました。
結果、侍タイムスリッパーデラックス版は現在の時点で川崎のチネチッタでしか放映されていませんでした。
どうして侍タイムスリッパーデラックス版がチネチッタのみか、はっきりとした理由はわかりませんが、放映までの流れを見ていくと理由がいくつか予想できるので紹介していきます。
理由予想1:スタート時は単館だった
侍ライムスリッパーは、放映当初池袋の単館だけで流れていました。
なぜ池袋の映画館だったかというと、そこはインディーズ映画の聖地といわれている場所。
カメ止めもここからはじまったから、それを真似したと監督がインタビューに答えられていました。
そこで話題・人気になり、次にはチネチッタでも上映が開始されまたんです。
もちろん最初の放映の池袋では通常版を流していましたよ。
次の放映がチネチッタまでに拡大されるということで、どうせやるなら通常版ではなく、DX版を見てほしいと思ったのではないでしょうか。
チネチッタではなく、ほかの劇場だったとしてもそこでDX版を放映していたのではないかなとも思います。
もし池袋の映画館で放映した時点で話題にならなかったらDX版は世にでなかったと思われますね。
理由予想2:チネチッタの特徴
チネチッタの特徴として、昔からあるシネコン、音響機材が素晴らしいことがあげられます。
チネチッタ周辺には今やTOHOや109の館がありますが、昔は全国で1%の興行収入のシェアを占めていて、大手配給会社が作品を分析するときにはチネチッタ動員を指標していたほど老舗の映画館です。
その映画館で放映が決まるということは、光栄なことですよね。
なので、そんな素晴らしい場所でやるのであればデラックス版を!と思ったのではないでしょうか。
チネチッタにはライブサウンドといって、独自で導入している音響機材を利用しています。
そうすることでリアルで没入してしまう感覚が得られるそう。
江戸時代の待ちを生々しくリアルに再現できる、刀の打ち合いが明瞭、胸があつくなる場面をさらに強めることができることからチネチッタでのDX版の上映が決まったのだと思われます。
理由予想3:監督のこだわり
デラックス版をみると、この映画に愛着がわくと思います。
それは監督の映画に対する愛、時代劇に対する愛、作品にかける思いを感じられるから。
愛情いっぱいかけた大切な作品をたくさんの人に認めてもらい、見てほしい。
けれどそれは全国的にではなく、本当にこの映画を大切に思ってくれる人だけに見てほしいという思いでチネチッタだけにしているのかもしれません。
理由予想4:オフショット写真展ができる
チネチッタの4階ではオフショットの写真が展示されています。
チネチッタではしばしば館内でこのような展示をすることが多いようで、ほかの映画館でやっているのは見たことがないですよね。
チネチッタならば、写真展示ができるという点で、デラックス版の上映が決まったのかもしれません。
きっとわざわざチネチッタでDX版をみに来てくれる人は、この映画を好きな人がくる。
そんな人たちに、オフショットの写真を見てもらいより楽しんでもらいたいと思っているのかもしれません。
侍タイムスリッパーデラックス版の違いは?まとめ
侍タイムスリッパーデラックス版の違いは
- 通常版でカットされているシーンが入っている
- 上映時間が通常版より5分長い
という違いがあります。
具体的な追加シーンは
- 高坂が頭を打って気絶するところを優子が見ている場面
- 優子が時代劇を好きになった理由で特別映像
のシーンが追加されていました。
通常版でわかりにくかった場面がわかりやすくなっているので、物語の展開が入り込みやすく、さらにキャラクターの魅力を引き立たせてくれる映像が追加されていることがわかりました。
どちらも見た人は、追加の映像はおまけ程度なので通常版で見ても影響はなしと言われているのですが、どうせならデラックス版を見たいですよね。
もしかしたら、全国で放映されるようになりさらに話題になれば、デラックス版もチネチッタのみでならず全国で見れる可能性もなきにしもあらず。
随時更新して、お知らせしていくのでお待ちください♪
お読みいただきありがとうございました。