ホタルの嫁入りは全国書店員が選んだおすすめコミックランキングで1位を獲得するぐらい大人気の漫画です。
「ちょっと愛が重すぎじゃありませんか?」「ヤバイ男にドキドキ……」と、殺し屋シンペイの愛の重さにとりこになっている人が続出していますね!
そんな物語の謎を呼んでいるのは、1話最初の場面で老人が座り込んで手紙を読みながら涙している描写からはじまるのですが、これは誰なのかまだ明らかにされていません。
周りにはホタルが飛んでいるので、死んだサトコの手紙を老人になったシンペイが読んで涙しているのではないか説がファンのなかで濃いです。
最新話では、サトコの余命についても触れられ、最終回も近いという憶測もあり、さらに1話で涙している年寄りは誰なのか気になっている人が多いと思います。
そこで本記事は
- ホタルの嫁入り1話の老人は進平?
- ホタルの嫁入り1話の老人は父親の可能性もある?
について、徹底深堀して、予想していこうと思います。
1話で涙している年寄りはシンペイなのか、父親の可能性もあるのか気になるかたは最後まで読んでみてください。
ホタルの嫁入り1話の老人は進平?

ホタルの嫁入り1話の老人は進平の可能性が高いと筆者は思います。
その理由として
- 後ろ姿が男性
- ホタルが老人に寄り添っている
- 初めてホタルをみた場所
- 文字が読めてもおかしくない
という4つのことがあげられます。
一つ一つ詳しく説明していきますね。
後ろ姿が男性
単純に、ホタルの嫁入り1話の冒頭に出てくる人の姿を見れば年を取った男性に見えました。
最後の描写は、後ろ姿で、寂しく手紙を読んでいる様子。
後ろ姿の背中の大きさが明かに男性を書いたであろう大きさです。
もし、女性であればサトコ説がありますが、サトコは病弱で、身体の線が細い。
まして、年を取ったの沙都子となればかなり細身になってくるとおもいます。
なのに、ここで描かれている年寄りの背中の大きさが大きいので確実に男性であると断言できるほどの大きさ。
ここでサトコ説は消えますね。
ホタルが老人に寄り添っている
サトコは心臓の病気で幼き頃から長くは生きられないと言われています。
最新刊でも余命1ヶ月と宣告されているくらいなので、1話最初の年寄がさとこということはありえないですよね。
「ホタルの嫁入り」というタイトルですが、このホタルはサトコを意味すると考えています。
夏の間しか生きられない(寿命が短い)ホタルとサトコをかけていますね。
1話で年寄が涙しながら手紙を読んでいる周りにはたくさんのホタルが飛んでいて、そして年寄りの手に寄り添うように1匹、ホタルが止まっています。
これはさとこの生まれ変わりのホタルではないかと考えました。
大切な人に寄り添うようにホタルが手にとまっているので、この高齢者はサトコの大切な人であることに間違いはないと思います。
さとこが大切にしている人、それはシンペイしかいないと思いますね。
初めてホタルをみた場所
さとこは謎の男たちにさらわれてしまい、牢屋で過ごしていました。
人殺しである後藤は、21時になったらサトコを殺すように指示されましたが、サトコから結婚を申し込まれると、一緒に牢屋から逃げる手伝いをします。
そして沙都子は天女島に連れて生かされ、シンペイは沙都子にホタルを見せました。
その漫画で描かれている風景と、1話最初に年老いが手紙を読んでいる場所が似ていると思いました。
この場所(天女島)を知っている人で、手紙を読んで涙をするひと・・・もうこれはシンペイしか思い浮かびません!
最初、さとこにしたら天女島はいい思入れはなかった場所ですが、物語が進んでいくとさとこは天女島が好きになっていますよね。
実家には帰えらずとも、ここで過ごしてもいいとも思っている描写もありました。
シンペイとサトコ、2人の思い出の地で、年老いたしんぺいはさとこを思い出しながら最後の日まで過ごしているんじゃないでしょうか。
文字が読めてもおかしくない
この年老いがシンペイだとしたら文字が読めるのでしょうか。
しんぺいは今までの物語上、学業ができなかった。
小さいころから1人で生きてきたので、文字の読み書きができない設定です。
しかし、廉太郎がそれを知り、桐ケ谷家に認めてもらえるようにシンペイを訓練しています。
もちろん、文字の読み書きも教えていると話の中で言っています。
廉太郎がしっかり仕込んでくれているはずなので、この年老いがシンペイであっても、文字は読めるのでおかしくはないですよね。
ホタルの嫁入り1話の老人は父親の可能性もある?

最初に1話の年老いはシンペイであると筆者は思っていますが、口コミを見てみると父親の可能性もあるというコメントを見ました。
ホタルの嫁入り1話の老人は父親の可能性もある理由として
- 手紙の内容
- 娘を利用した後悔からの涙
- 本当は娘を大切に思っていた
- 沙都子は父親が大好きだった
という4つのことがあげられます。
しかし、筆者はこれを完全に否定する理由を紹介していくので、興味のある方はお読みください。
手紙の内容
ホタルの嫁入り1話の年寄りは父親の可能性もある理由として、手紙の内容から、そう思えるそうです。
手紙の内容をみてみましょう。
手紙の内容
女は家の財産であり、交換や贈与の対象。
結婚に意思など持ってはいけない。
なのに私は自分の意思で愛してはいけない人は愛してしまいました。
わたしはとても幸せでした。
内容だけみると、これはシンペイよりも父に書いた手紙かもしれません。
しかし、読んでいるのは父ではなく、さとこのことを大切に思っていた人でしょうね。
涙を流してますし。
さとこの父親は、さとこのことを本当にお金目的にしか見ていなかった人物なので。
さとこが生前、父に向けた手紙が、なんらかの形でシンペイのもとに渡ったと解釈しました。
娘を利用した後悔からの涙
さとこの父は、娘のことを利用していましたが、最終的には後悔して涙を流したんじゃないかと思われています。
しかし、今までの父のやったことを見ると、普通にわが娘を殺しにかかってますよね?
そんな人が、今更後悔をして涙するのか?
後悔している描写も期待しましたが、父の顏、行動からは全くその様子がみられません。
今後、そのような描写があるとしても名誉挽回はできないでしょうね。
サトコの広い器なら許してくれるかもしれませんが、ファンは許しません。
本当は娘を大切に思っていた
現段階までで、娘を大切に思っていたという描写は全く見られません。
今後の展開からも、娘を大切に思っていた場面は期待できないと思います。
しかも、さとこの父は天女島を管理する奥村光春(余)の父親と新渡戸を不愉快な気持ちにさせたため、今後逮捕されるはず。
さとこと同じように先は長くはないような気がしますね。
沙都子は父親が大好きだった
たしかに昔さとこは父が大好きで、父のために生きていました。
自分が誘拐された黒幕だったことをしるまではね。
父のせいで誘拐されて、殺されかけたと知ってからサトコにとって父は大切な人ではないでしょう。
もし、今後の展開で父が娘を大切におもっていたとして、1話の冒頭で涙する年寄りが父だとしたら、ファンはがっかりです。
さとこにあんなひどい仕打ちをしたのに、あの年寄りだったら許せません。
ホタルの嫁入り1話の老人は進平?まとめ
ホタルの嫁入り1話の老人は進平の可能性が高いと筆者は思います。
その理由として
- 後ろ姿が男性
- ホタルが老人に寄り添っている
- 初めてホタルをみた場所
- 文字が読めてもおかしくない
という4つのことがあげられます。
口コミを見てみると父親の可能性もあるという意見もあり、その理由として
- 手紙の内容
- 娘を利用した後悔からの涙
- 本当は娘を大切に思っていた
- 沙都子は父親が大好きだった
という4つのことがあげられました。
しかし、手紙の内容は父親へあてたものでしょうが、なんらかの形で進平のもとにやってきて進平が読んでいるのたと筆者は解釈しました。
物語の内容的に、父親は沙都子の事を殺しにかかってますし、完全にものとでしかみていなかったので涙することは今後の展開にも期待できません。
以上の事はいち個人の考えであることをご了承ください。
お読みいただきありがとうございました。